2020.06.26

10時頃に起きた。

常備薬が切れたので皮膚科に行こうと思っていたが、ネットで予約しようとしたところ待ち時間が334分となっていた。驚いた。

どうやら開院時間に合わせて予約することが重要らしい。

 

6月頭から登校が始まっている。

始業時間の2時間前には家を出る生活。

自分にこんな丁寧な一面があるとは知らなかった。

 

実際、疲れているかと聞かれれば少し。

工場に働きに出かけていた二か月の方が通勤時間は少なかったが、一日中立ち仕事で動き続けていたからだろうか。演習などの講義があるとしても、工場と比べてみると幾分か体力的には楽だ。

 

悩んでいることを挙げるとするなら人間関係だろう。新しい人間関係に期待しすぎていたようだ。

二回ほど落ち込んでしまうことがあった。私と会話すると肩の力が抜けないらしい。

最初は普通に会話ができるように頑張った。だがどうしても無理なようだ。

楽しそうに騒ぐ同学年の女子たちを見て「私には一生あんなことはできないんだろうか」と思ったりした。

そんな女子たちを見ると心の中に冷たい刃のようなものが生えてきて本来の自分はこうだったなと思い出す。

それは自分の中の冷静さなような気がして案外悪くない。斜に構える自分、冷たい自分は一周回って好きだ。

 

帰路の途中で無邪気に騒ぐ女子たちを見た後だった。

電車の車窓から見た景色がやけに綺麗だったのを覚えている。

水面に反射する光が頭にこびり付いて離れない。

 

まさか自分がこんなことに悩むようになるとは。

一年前の自分と比べてみては、不思議と小さな笑いがこみあげてくる。

 

丁寧に生きるのも悪くない。

 

明日はテスト勉強をするために図書館にでも行こうか。