2019.11.28

午前7時8分。目が醒める。

昨晩は23時半頃に就寝したのを覚えている。

 

昨日スーパーに食材を買い出しに行ったので食パンがある。食パンの美味しさはピンキリだと思っていて、本仕込に拘っている。安いものは臭くて食べられない。

朝食はピザパンとカフェオレに決定。

キッチンへ向かう前にうさぎに餌をやる。植物は夏場とは違い水をやる頻度が減った。キッチンへ降りる。食パンを取り出してケチャップを塗り、ピーマンを切ってチーズと一緒にパンの上に乗せる。ついでに黒胡椒を塗す。

それをトースターに入れて湯を沸かしブレンディのスティックを取り出してカップの中に入れる。ブレンディのカフェオレは甘いのでインスタントコーヒーを少し加えている。カップの中に沸騰した湯を注ぐ。

パンが焼けると食器に移しカフェオレと一緒に手に持って自室へ戻る。

自室でパンを食べる。ピーマンによく熱が通っていて美味しい。焼いたピーマンが好きだ。

食事が終わると昨日冒頭だけ読んだ小説を手に取る。単語帳を見るか迷ったが順番を後に回した。

 

小説を読む。

中学生の頃に友達と疎遠になって長い間一人で読書に没頭していたことを思い出した。

読書は落ち着く。中学生の頃のその経験も潜在意識のような無意識に組み込まれているのかもしれない。読書の時間は無駄に感じないのだ。

ある程度読み進めたので単語帳を見ることにした。

時刻は8時頃。講師からはノートに書き込んで単語を覚える方法をお勧めされたがなかなかその気になれない。発音をしながら何度も読み返すのが私の方法だ。

似たような綴りの単語は発音で覚えることを意識している。口に出せない時は頭の中で発音する。頭の中で発音するとイヤホンをしているような状態になれる。

黒人奴隷の言語について思い出す。

クレオール言語だ。人間の脳には生まれつき文章を作る力が備わっているという。

言語を学ぶ上でこのような人間に備わった機能を知っておくのは面白味が出ると思う。

110単語ほど用途や意味を記憶したところで単語帳を閉じた。

時刻は午前9時頃。

予備校に行く準備を始めた。

 

 

2019.10.20

バスの窓から夜の街を眺めていた。

 

小さなことで面倒臭いと思ってしまう。

細やかな人間関係が、相手の見せる僅かな動きが気になった。

すべてがくだらなく感じて自分の多感さと体力のなさに幻滅してくる。

 

窓の外、歩道者用道路で中学生の頃障害持ちとして明かに嫌煙されていた女の子が家族と一緒に自転車に乗って走っているのを見た。

その母っぽい人も父っぽい人も全員で眼鏡をかけていて不自然なほど背筋を伸ばしペダルを回している。

頭の中が漫画を見ているような状態になって、無意識に目で追ってしまう。

 

部外者では絶対に侵せない世界観。

 

バスから降りた。

なんとなく寂しい気分だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019.09.21

すべてが空虚な夜。

 

目の前に歌詞が流れている。

それよりも歌いたくなってしまっているのはきっと本当のことを表していた。

 

明らかに不幸は不幸で幸福ではないということが私にとって真実だった。やっぱり私は人の気持ちになれない。

上手くいかない人生の話や大体的な話なんかよりどうでもいい日常の会話をしたかった。

こんな無邪気な青春などはもう終わってしまっていて、どこまで行っても孤独で一人だ。

 

痛いほどの孤独を背負い深夜3時の道を一人で歩いて帰った。

2019.9.15

どんな関係もどんな行動も着地点がないことは初めから分かっていた。

簡単なことが手に入らない。簡単なことが難しかった。

 

アルコールのような不甲斐ない自己嫌悪とやるせなさを全身に回して曖昧な日々を送る。

時間をジャンクにするとあっという間に夜が来るのだ。

価値のある日々とは一体?充実した日々とは一体?

朝起きて夜まで出かけに行くというのは?一体どこに行けばいいのだろうか。金もなければ予定を合わせられる人間もいない。

かといって死にたいと言われても私は人の気持ちになれないのだ。

どうにもなれない時間をただただジャンクにして日々は流れ過ぎ去っていく。

 

 

 

 

2019.7.1

今日は起きるのが遅かった。

起床して植物に水をやり、昨日作ったそうめんチャンプルーを食べた。

 

労働中、以前ひどい言葉を投げかけてきた社員が何事もなかったかのように話しかけてきたので嫌だった。

あんな風にして演技っぽく顔色も変えずに関わってこれるのはある意味すごいと思う。私はそういうことができない。

 

好きだった人に手紙を送るのをやめた。

前回会いに行ったとき、また夏に会う約束もしていたがやめにしようと思う。お金もない。

前から切りたいと思っていた縁だった。

ただ色々な気持ちになって色々な思いをしたことは忘れないでおきたい。